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「国際教養大学&グループホームかんとう交流会」
10月29日(木)
グループホームかんとうに国際教養大学の教授と学生さん3名が訪問して下さいました。
台湾からの「めぐさん」「テレサさん」 ニュージーランドからの「ブリタニンさん」秋田に留学されてるとの事でした。
日本語をとても流暢にお話しされおり驚きました。
入居者様も楽しそうにお話しされていましたが、同じお話を何度もされる入居者様に対してもきちんと耳を傾けている様子が見られている事から「認知症(dementia)について勉強してきましたか?」と伺うと「少しだけ」とお話しされており感動しました。
教養大学の学生さんと一緒に昼食にきりたんぽを頂きました。
学生さんはやはり、初めての味だった様子で「これはなんですか?」「とうやって作るのですか?」とお話しされていました。
入居者様の歌あり、国際教養大学の学生さんのクイズありのとても楽しい時間を共有する事ができました。
ご家族の方々の参加もあり色んな話題の会話が飛び交っていました。
今後も国際教養大学の学生さん達と様々な交流会を開催して行きたいと思います。
グループホームかんとう ぶなユニット管理者 菅原 ゆかり
帰りの車中は、留学生3名がそれぞれ、いかに楽しかったかという話で盛り上がっておりました。
特に、学生が口をそろえて話していたのは、最初は一人で座ったのでとても緊張したけれど、一人でも何とか大丈夫だった、とのこと。
彼らにとっても、少し自信になったようです。また、普段は一番おとなしい学生が、
いつもよりもかなり大きい声が出せていたと、他の二人がほめておりました。
また、台湾人のテレサさんは、本人曰く、音痴だそうで、歌が心配だったけれども、皆が知らない歌なので、逆に安心して歌えたとか。
普段はなかなか大学外の方と触れ合って、生きた日本語を話す機会が限られているため
今日のような機会は本当に貴重で大変ありがたいです。
彼らは、自国でも高齢者施設を訪問したことがなかったそうで、頭の中のイメージに反し、
明るく楽しい雰囲気に、想像とずいぶん違っていたようで、またぜひ遊びに行きたいと言っておりました。
国際教養大学 国際教養学部 日本語プログラム 助教
嶋 ちはる Chiharu SHIMA Ph.D.